VSアライグマ2020 第6章 夏空に見送る

アライグマ

8月10日

以前フォロワーさんが

「大きめのタライを用意できたら家でドボンできますよ」

と目からウロコの方法を教えていただいたので、実践すべくホームセンターへ向かった。

商品棚を見たらタライのサイズは豊富で、制作している会社も複数あって、値段もバラバラ。高くて1~2万円代もあった。

処分用じゃし、水が溜められればいいので、安価の900円台から展開している物を購入。

頭の中にある箱罠の大きさを思い出しながら「まぁ一回り大きいんならこれぐらいだろ」と大雑把に決めた。

 

THE 水桶

 

 

 

 

 

帰宅後すぐ水を貯めて…

いざ!!!!!ドボン!!!!!

 

 

 

 

 

あれ?(写真撮ってなかったので、イメージ図)

 

 

水から体半分以上出とるやんけ!!!!!(感覚で決めるからだ)

暑さに堪えてたアライグマは半身浴状態で桶の水を必死に飲み始めた。

自分の頭の中にいる霜降り明星 粗品が

「ただの延命治療!!!!!」とツッコんだ。

 

ちなみにホースで水をかけてもアライさんは気持ちよさそうにしていて、これ以上家でできる案はすぐに思いつかないし、虐待になりかねない。

頭の中の粗品と途方に暮れ、マジかよーーーーーと夏空に叫んだ。

 

すると、隣の市在住の知り合いのハンターさんが偶然通りかかった。

自分「なんでここ来ているんですか!?(混乱)」

知り合いハンターさん「あんたこそ何しょうるん!?家ここなんか?」

自分の家を知らないのにやって来た事に驚きながら、事情を説明。

(うちの地域にたまたま用があって来たらしい)

 

川に浸ける駆除を手伝ってあげるよと、アライグマを見つめるハンターさん。

「可愛い顔して。こんな姉ちゃんに捕まって気の毒じゃの。まぁ悪さするけぇねぇ。」

 

すぐに軽トラに積んで、川まで案内。

箱罠の持ち手にロープを結んで、深さ50cmの川へ一緒に沈めた。

約5分。水流に流されないようにロープを持つ。

水中でアライグマの動きが止まり、陸に引き上げる。

瞳孔が動かないことを確認し、黒い袋に入れた。

ハンターさんにお礼を伝え、すぐに市のごみ処理場へ。

 

一人じゃないけど、自分の手で駆除できて、正直内心スッキリした。

空がとても青かった。

 

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