VSアライグマ2020 第2章 564たい

リンゴ泥棒を捕獲した

出来る限り早く処分しなければいけない

待たせることが一番のストレス

水がダメなら刃物しかない

電気槍買っとけばよかった チクショー!

 

 

 

 

持っている中で幅が狭いナイフを手に持つ

罠の中にいるアライグマに近づく

オカン曰く暑さでバテているらs

ブシャァアアアアアアアアアアアアア

 

 

 

元気じゃん(震え)

 

ここでヤバいことに

箱罠の枠が狭くてナイフが入らない

 

オーマイガーな事態になっているとき、爺ちゃんが「これなら刺せるで」と

長い半田ごてを鋭くしたような槍もどきを出して研いでくれた

 

罠のフレーム幅は気にしなくてもよくなった

狭い罠の中を器用に体をくねくねさせながら動きまくるアライさん

タイミングを見て思いっきり喉下に刺した

 

 

 

・・・刺せない?

ここで再度ハプニング

意外にも皮が厚くて硬いのだ

マジで刺せないのよ

というか道具すら半田ごてみたいなやつで、今考えれば刺せる訳ない

刺せてもあまり血が抜けなさそうで苦しむだろうなぁ

 

アライグマも腹を刺されまいと背中を丸めたり、体を起こさせて刺そうとしたら

ドラゴ〇ボールのキャラクターが自分へ向かってくる巨大エネルギー砲を両手で止めるように

手で先っぽが喉にいかないように止められた。

農家泣かせの動物。超器用。

 

 

無駄に時間だけが経ち、アライグマもこちらの心も疲れた。

殺したいのに殺せない。初めての感覚。

ずるずるとやれず終いになる方がとても可哀そうである

Twitterのフォロワーさんから複数アドバイスをいただいた

「ブレード状の槍じゃないと刺せない」→おっしゃる通りです

「自家製の電気槍。簡単にできるよ」→まじか!?これならできるかも

「お金かかるけど、罠より大きい水桶買って沈める」→この方法があったわ…すぐできそう

 

アドバイス沢山ありがとうございます。

さて次の日どうしようかと思っていたら、呆れた親父が

「〇〇支所がガス処分受付してるって聞いたことがある。アンタが手を下さんでもいい」

 

最後のは余計だわ。

明日某支所へ一応聞いてみることにした。

 

コメント

  1. […] いつもは無感情で殺生しているけど人生で初めて本気で心が持たなくなった […]

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