最近数年ぶりのガチのナイーブ期間ですが、猟期に使わなかったスラッグ弾が家に残ってたので、消費しに射撃場へ行きました。
残った弾はこちら
国産レミントン10発。1箱丸々っす。買った状態まんま。
ちなみに2500円。
弾を山に持って入ったりしたけど、自分が撃つ機会がなかったんです(笑)
「なぜ弾を消費せんといけないのか」と疑問があると思いますが、
防犯上、自宅に火薬弾が無いほうがいいから!
これに尽きるのでは(笑)
説明するとそこそこ長いので、残弾処理の様子が見たい人は下へどうぞ↓↓
第一種銃猟狩猟登録をすると狩猟期間を迎える前に猟友会から「猟銃用火薬類無許可譲受票」を貰えます。(公安に手数料を支払うと貰える譲受許可票とは違います。これも今後説明ですわ)(ややこしいな)
これがあると「公安からの許可が無くても、散弾実包だったら300発まで買うことが可能」です。ちょっとした魔法のカードみたい。
無許可譲受票はずっと使えることはできなくて、猟期終了後30日以内に猟友会へ返納しなければいけません。
そして、無許可譲受票で所持した弾は猟期以内に全て消費し切るか、残弾を返納の際に「今後どのように速やかに処置するか」報告します。
残弾処理方法の選択肢は・・・自宅保管もしくは委託保管・標的射撃・火薬販売店に廃棄依頼・他人に譲渡
自分は駆除班に入っていないので、猟期までに撃つことがない。防犯上、家に残したくない。家族も心配するし。
せっかく買った弾を廃棄するのは勿体ない。
だったら撃って練習するわ!!初めてだし!!
ということで、広島県内でスラッグ弾が消費できる「東城国際射撃場」へ先輩と行きました。
白長髪を一つに結び、細いタバコが似合うスラっとした社長がお出迎え。超優しいお方でした。
スラッグ弾は散弾と違い、小さい金属の玉が沢山詰め込まれておらず、大きい玉が1個ドーンと入っているので、皿を撃つクレー射撃ではなく、遠く離れた的に向かって撃ちます。ドーンと。
先輩「初めてで狩猟向けの練習ならイノシシの的走らそうや!!!!ドーンと!!!!」
自分「どういうk
※使用後の写真しか無かった
いや、ツッコミどころありすぎなんだけど(笑)
射撃場の社長「ここから30m先で10mの間をイノシシが通るから。スピードが遅いの(10mを5秒で通る)と速いの(2.5秒)があるけど、遅いのからするか。」
射撃台からトンネルのような所を抜けた先は外で、通常なら丸い的が50mか100m先にあるが・・・
社長「じゃあ動かしてみるで~」
スイッチのボタンが押された
四角い出口の左端から右へ向かって、イノシシが
ビュ→→→→ンッ!!!!!!!!
半身かつ頭が両方に付いてるイノシシが真横に動いてて、もうシュール(笑)
射撃場でこんなに笑うとは思わなかった。おもろすぎじゃろ。
状況は理解したので、弾を込めて練習しますよ(笑)
スピードは遅めにして貰ったんで、まあ撃てるじゃろと思って、鼻先狙ってやってみるが連続3発当たらない。かすりもしない。
社長が的を停め、照星を見ていただき、静止した的(これが普通)を2発撃って調整したら
社長「この銃は当たる銃なので、あなたの腕次第ですねぇ」
自分「おっしゃる通りです(泣)」
先輩1「イノシシの鼻先より腹に近いところ(的)狙ったら?」
先輩2「引き金引いたときに銃が下に動いとるよ」
などなど周囲の方々にアドバイスをいただきながら、残り5発を撃つ。
横切る5秒の間は予想以上にかなりゆっくり。
慌てず照星とイノシシの耳当たりを狙う。
結果!
②④は調整時の痕。①は上過ぎ。
最後の1発で③に当たった。
感覚を掴むまでがなかなか難しかった・・・。
ある意味初めてのスラッグ撃ちは、この練習で良かったのでは。
個人的感覚じゃけど、散弾実包よりスラッグ弾の方が威力は高くて、12番の上下二連(教習で撃った経験)と似たようなショックだった。そして火薬の匂いがやっぱ好き(笑)
その後先輩たちのスキート4R見て終了!
スキート好きだから自分も散弾買ってくればよかった。くそぉ。
社長「また猟期までに練習しに来んさい。今度はスキートもね」
はーい!
先輩2「やっぱり普通の停まっとる的からの方が良かったかの?」
自分も薄っすらそう思います(笑)
では!!
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